五輪はまだ終わらない

■ 日本、イタリアに敗れ、予選リーグ敗退が決まる (スポナビ)

試合前からかなり眠かったんですが、気付けば開始10分を完全に見逃してました。
ということで、既に2点失ったの状態からの試合観戦でした。
僕の前半は眠さとの死闘でした。
五輪代表の方は(見始めたところから)徳永負傷、那須投入、気付けば4バック?駒野が左から右に?那須が左サイド?とまさに夢でも見ているかのような日本の選手起用のオンパレードでした。
阿部のFKも見事だったんですけど、相手GKペリッツォーリが阿部を甘く見ているような雰囲気を感じました。
後半の同じような場面でのFKはやたら警戒してたようにも見えたので。
松井はなかなかいいドリブルをしてた印象はあるけど、ここで抜ければ大チャンス!といった決定的な場面ではことごとく阻まれてましたね。
眠気も冷め切らぬまま後半へ。
駒野out田中inの交代で半寝の僕には、「3トップはええが、後ろはどうなるんや?」という思いが巡ってました。
んで、よく見れば阿部が右サイドバック?え、4-3-3?
僕はここで確信しました「あ〜、俺まだ寝てる」
寝ぼける僕を尻目に、山本<テスト>JAPANは見違えるような動きをはじめました。
ま、よく見てればあちらさんがカテナチオ発動されてただけで、決定機はことごとく潰されてましたね。
タナタツは一対一にも持ち込めないし、松井はお手本のようなディフェンスをされて決定機を潰すし。
大久保はボールに絡むけど、下がりすぎてゴール前不在が多かったような。チャンスは作ってたけど。
森崎が入る前くらいで、僕の日本対イタリア戦は終了でした。
五輪に入ってからの山本采配は疑問だらけです。パラグアイ戦の高松・大久保の先発、小野トップ下起用。イタリア戦の先発4バック、駒野の左サイド、阿部のサイドバック。この期に及んでこんな行き当たりばったりの采配するのは、あまり考えたくないですが、国際舞台での「真剣勝負」の経験不足なんでしょうか。
ここぞ、という場面でドンピシャの選手交代って山本監督したことあるんでしょうか?僕の記憶にはありません。
(2000年のコンフェデ杯対カナダ戦の上村out中山inのトルシエ采配が印象強く残っているのはありますが。)
いまさら監督の経験について述べるのも野暮かもしれないですけど、ここにきて、改めて日本の問題点が露呈されたと感じたので書きました。
山本さんには日本の将来を背負っていってもらいたいという希望も込めて。


【追記】
そういえば山本さん「アテネ経由ドイツ行き」とかよく言ってましたが、それって自分の考えとかの範囲で留めておくもので、メディアに発する必要はないと思う。
揚げ足取りかと言われるかも知れんが、そういうところに「真剣勝負」という要素が抜け落ちてるんじゃないかと思った。
目の前の目標を達成できんチームが、将来勝てるなんて計算はどうやれば成り立つんか聞きたいです。
改めて言うとパラグアイやイタリアと対戦して明らかになったのは、やっぱり勝負に対する気迫、別の言い方をすればハングリーさが決定的に欠けていること。
小野も試合後のインタビューで日本とイタリアの違いは「決めるトコを決める」と言っていたようにその差が世界との差だと思う。
にしても試合後に「世界に通用するサッカーが出来た」とか「未来につながる試合」とか言えてしまう神経が分からん。
そんなこと思ってたら、一生世界と肩を並べることなんかできんでしょ。
まあこの経験を肥やしにして成長することを願いたい・・・。*1


あ、もしかしてこれもテストでつか??

*1:重複・多少の矛盾とかありますけど、気にしないで下さい。