めちゃイケに今思うこと

そろそろ、幕の引き時かな。
めちゃモテから足掛け11年目に突入し、もはや長寿番組の域に達している。
この手のバラエティ番組がそれだけ続くのは確かに凄いが、価値があるかどうかといえばどうしても首を傾げざるを得ない。
岡村さんは一時期「僕らはひょうきん族(8年)を越えた」と口にしていた。
それは演者の側の持つ誇りのようなもので、それをあまり言ってしまうのはあまり好ましいものじゃないな、と今更ながら思う。
横道に反れた。
とにかく、前々から思ってはいたけども、最近のめちゃイケの既視感といったら無い。
かま騒ぎで言えば、毎週のように見ている錯覚に陥る。
暴露話が面白いのは分かるがこうもバカバカ流されると有り難味も薄れる。
それと最近増えている天素時代の話。
お宝話なんでしょうけど、僕を含めた天素時代を知らない人間にはそのお宝感も半減している。
早い話、昔話しだしてもたなぁと。
まぁFUJIWARAバッファロー吾郎・元ちゅっぱちゃっぷすが徐々にメンバーに加わっていっていた時点でもうそれは無理な話なわけで。
個人的に過去の遺産を食い潰しているよう見えて、あの手の昔話は嫌いです。
見てる時は面白いのは確かなんですけど、見た後の「なんだかな〜」感がね。
あとは、やべっち寿司は完全に宣伝コーナー化してるし、シンクロ、数取団はもうお腹一杯。
今のめちゃイケで絶対見たいと思うのは、フジTV警察と笑わず嫌い王とオファーシリーズくらいかな。
個人的にタライドラマとか笑う男とか街頭インタビューとかやってた時期が好きでした。
とにかく、この番組がつまらなくなってきたこともさることながら、いつまでもこの延長をやっているようなら、ナイナイ、極楽、よゐこがさらに上へ上るのは難しいだろうなと思うわけです。
そりゃ10年以上やってりゃネタも尽きてくるだろうし、既視感だって当然出てくる。
ズルズルいつまでもやるのより人気があるうちに惜しまれながらやめるのが、番組にとって一番いい終わり方だと思う。