北京五輪アジア2次予選 U-22日本vsU-22香港戦

とりあえず箇条書き。

■ボールは大切に

競り合いやインタセプトなどのプレー直後のパスミスが多かった。
初戦の硬さなのか、集中力が足りないのか。
最終予選・本大会になればもっとシビアに狙われる。
パス一本一本の精度というよりも丁寧さが必要。

■後手の攻め

出し所が見つからず、“とりあえず”のキープ、“とりあえず”の横パス、“とりあえず”のバックパスが多かった。
ボールを受けてから相手を探すシーンが多いこと。
普段からツータッチでの練習が多いって武田が言ってたけど、パスすることが目的のような、意図の無いパス交換じゃ相手は何も怖くないですよ。
FWはもっと裏を突く、二列目三列目は追い越す動きがないと。
その点でいうと、青山に代わって上田じゃなくて谷口が見たかったな。

■何のための3トップなのか

李・カレンがサイドに張り出すことが少ないせいで、本田・水野が孤立する場面が目についた。
李もカレンもどちらかというと中でのプレーが多いから、サイドでボールを持った本田・水野は、人の密集した中へは切り込めず単独での縦への突破かアーリークロスという、単調な攻めになった。
カレンが外に流れたスペースに水野が仕掛けるとか、李がキープした時に本田がオーバーラップをするとか、もっと変化のある攻撃が見たかった。

■その他

  • 家長イイ。なんか監督の言うこと聞いてなさそうな感じがイイ。一人でリズムを変えられる選手。
  • 李は途中出場の方が威力を発揮しそう。
  • カレンもいいんだけど、なんか空回りしてる。惜しい。
  • 平山、できるじゃない。

【総評】
3−0で勝ったのに、全然勝った気しなかった。
実際悪いことばっか上げてるし。
まぁ初戦をホームで迎えて、きっちり勝てたというのは○でしょう。
でも、今やってるサッカーが通じるのはアジア予選までじゃないかな。
反町監督は先のことをどこまで考えているのか。
「ん?」って思うことが試合を重ねる毎に増えてます。あー不安だ。
あと、テーマ曲みたいなのかなかったのは好印象。