聖火が日本にやってきた

世界各地で色々やってるようですけど、チベットに対して大したイメージと知識がないので何をやっとるだという気持ちで見てます。
メディアでは「聖火リレーの妨害≒中国への抗議活動」みたいな捉え方してるけど、あんなもんただのテロと変わらんと思うんですよ。

テロリズム】(てろりずむ)
Terrorism
暴力を行使して政敵を恫喝し、あるいは粛清することによって、自らの政治的主張を通す行為。
または、そのような暴力的手段を容認する思想。
【参照】テロリズムとはweblio

あんなことをしてチベットが自由を手にすることはないだろうし、チベット問題の根本はもっと別のところにあるわけだし。
ダライ・ラマも「あのような行為は止めてほしい」「我々は(中国当局のような)武力を行使することは真似はしない」とか言えば格好いいなとか思うのに。
この感じは、2000年シドニー五輪男子柔道決勝で篠原に勝った仏代表ドゥイエに持った感情ととても似ている。
――説明しよう。この試合ではドゥイエが仕掛けた内股を篠原は内股すかしで返したが、主審はドゥイエの内股を有効としそのまま試合は終了、ドゥイエは金メダルを獲得。試合後、審判団は試合を分析、ドゥイエへの有効は誤審と認めた。【参照記事】試合後、篠原は「自分が弱かったから負けた」と潔く引き下がったのに対し、ドゥイエが表彰式で満面の笑みを浮かべ歓声(ブーイング?)に応える姿見て僕は「ここでドゥイエが篠原に金メダルをかけてあげれば世界中から英雄と呼ばれるのにな」と口惜しく思っていたのだ。――
まぁいちスポーツと民族問題を同レベルで語るのもどうかと思うけど、もっとやりようないのかと思った。
【追記】
一生分のドゥイエという文字を書いた。