ばらばら

小学生の頃、親友とした話を今でも良く覚えている。
僕は国語、彼は算数が得意科目だった。
互いになぜ得意なのか話をした。
僕「国語は答えが一個やないから自由に考えられる」
彼「算数は答えが一個やから迷わなくて済む」
その時、趣味も気も合う僕らでもこんなにも違うのかと感じた。
それから自分が人と違うことに抵抗がなくなった。
今の彼は医師、今の僕は機械屋。