銅メダルの重み


アステカの英雄・釜本邦茂インタビュー(スポナビ
■ 第1回「チームの中で何をするのか、自分の役割をどうやって果たすかということに、本当に全身全霊をかけてやった」
■ 第2回「それぞれが自分のプレーは、スタイルはこうなんだって、自己を確立していった。言ってみたら個人が強かったんですよ」
「伝説のキャプテン」八重樫茂生インタビュー(スポナビ
■ 第1回「いざ試合となったらね、戦術とか技術とかいうもんじゃないです。闘争心です」
■ 第2回「オレはこのチームの一員だから、チームが勝つために自分は何をせないかんか。その時々の判断で然るべきプレーをする」

1996アトランタ、2000シドニー、2004アテネと見てきましたが、メキシコ五輪での銅メダルはやはり偉大なことが分かりました。
国内リーグがプロ化し、レベルは当時より向上しているであろう*1現在も一向にメダルに手が届かないという現実、そして当時はプロリーグのプの字もないような日本から大学生中心で組まれたチーム(違ったかな?)が銅メダルを獲得したという事実は、やはり偉大な功績だと改めて感じます。
今時、世界で五輪を本気で狙うチームはブラジル以外ない、なんて意見もあるでしょうが、掲げた目標を達成できないチームが別の大会で勝つなんていう考え方はあまりに虫の良すぎると思います。
さあ、これからイタリアvsアルゼンチンです。
世界のサッカーと日本のサッカーとの違いを再確認するとしますかね。

*1:底辺の技術レベルという意味。個人の能力や試合に勝つという力は別