奉仕でなく投資

指揮者・大植英次
クラシックには拒否反応を示す僕ですが、なんかこの人には拒否する要因が見当たらない。
冒頭のたこ焼き食ってる姿のせいかな。
音楽嗜好が偏ってる僕は、「クラシック=育ちがいい・金持ち」というイメージが離れない。
(恐らく)そこから来る上品さとか洗練さとかやたらアーティスティックなところが嫌いなのだと思う。自分にはないもんだから特になんですかね。
クラシック好きの方には申し訳ないんですけど。
でも、なんかこの人には人間臭さが感じられるから、妙に惹かれる。
無償で学校や老人ホームを回っているらしく、氏はその活動を「奉仕ではなく投資」と語る。
自分が得てきた経験やノウハウを何らかの形で還元することが、未来への投資であるということなんでしょう。
こういう考え方ってなかなかできないと思うし、尊敬する。
そう考えるとスポーツの世界は、まだまだ理解や協力体制とかができてないんだなぁと痛感する。
実際、海外でキャリアを終えることを望む選手も結構いるし。
スポーツを文化として根付かせるには、こういう部分での努力も必要なんだろうな。
と、誇大妄想した。