年越しを危うく夢の中で迎えるところだった。

PRIDE見るか、ダイナマイトかK-1かと悩んでいるうちにうとうと来てしまい、一時間の仮眠のつもりが気づけば11時40分。
運良くPRIDEは録画予約をしておいたが、注目のサップvs太郎クンの試合も完全に見逃した。
結果は友人からメールで来たので先に知ったが、大した内容でなかったのが不幸中の幸いだった。
まあ特に見たい番組もなかったから、もしかしたら一年の最後に、一年で一番得した気分になった気がする。
年越しもひとりで自宅でこっそり迎えるわけだから、別に寝てても一緒っちゃ一緒なんやけど、さすがにそれは寂しすぎる。
だからって年をまたいだ喜びなんてもんはこれっぽっちもないのだが。
そのまま見たい番組もないのに意味なく起き続けていた。
子どもの頃からそうやったけども、せっかく新年を迎えたのにすぐ寝るのはもったいないというような気になる貧乏性のせいで、どんなに眠かろうとなかなか床に就こうとはしない。
そして今まで散々飽きるほどやってきたゲーム(PS)を明け方までやってから正月恒例のフジの爆笑ヒットパレードを一部から四部までただただ意味もなく見続けていた。(AM5:50〜PM4:25、この間インスタントラーメンを一食(卵入り))
この番組中、先日のM−1グランプリに出ていた若手が何組か出演していたが、気づけばネタの見方が審査員になっていた。
師匠クラスが一堂に会して見れるのは正月特番ならではのもの。
BIG3ゴルフがなくなった今、唯一楽しみとして見れる番組だからこのまま続けていって欲しい。


しかし、ヘリからの中継の藤井隆、キショイわ〜。
別に嫌いとかそういう意味でなくて、逆に褒めてるくらいの勢いでキショイ。
あれは花子姉さんのブサイクと同等の一種の芸の域に達している。
でも、あれはキツイ。テレビだけで限界ヨロシクです。


別口で西武百貨店へレポーターとして飛ばされてた長井秀和青木さやか
青木の器用さと長井のレポーター資質の無さがふんだんに盛り込まれた中継だった。
そもそも長井をレポーターにするのが間違ってる。彼のネタを借りれば「いつも見積もりが甘い、やり直し」といったところだろうか。
四部のチビ次郎の暴れようはすさまじかった。
多くの大人たち(と番組)が猿一匹に完全に振り回されているその様は、新年の幕開けをショっぱいものにしていた。
現場のアンニュイな雰囲気はブラウン管を通じて視聴者にも伝わっただろう。
どうせなら、次郎とおさるを絡ませた方が次郎ピンよりは潰しがきくと思うが。
別に中継もおさるじゃなくてもよかったし、むしろあの企画自体が無くてもよかった。
中継したマスゲームも微妙で、それをスタジオの三枝・きよし両師匠の顔が何より物語っていた。
どうせつなぎのための中継なら、なんであれだけいる若手をなぜ使わないのだろうか。


その裏ではプリンセスあややの大脱出マジックをやっていた。
一昨年くらいに香取がまったく同じ設定の脱出マジックをやってた気がする。
ウドちゃんが泣きながら爆破を見つめ、天野くんはちゃんとスタッフにキレてかかってくれていた、目は笑っていたが。
今回は誰がゲストだったのか知らないが、また日テレ好みな生中継っぽいものにしてくれたに違いない。
ぜんぜん見ようとは思わないが。

で、爆笑ヒットパレード四部の趣旨の幸福うんぬんはどこへいった?
何を見たのかほとんど残ってないくらいなので、どうでもいいのだが。

完全にナンシー関状態みたいな状態になっている。